全酪連の仕事

Work

酪農家に寄り添い、
酪農経営の安定と
将来の担い手に希望がもてる未来を実現。
安全で良質な生乳生産を支え続けます。

組合組織の運営指導、生乳の流通、
乳製品や食肉の製造販売から、
酪農家への生産資材や情報の提供まで、
全酪連の仕事は、
実に多彩で広範囲に及びます。
ここでは、私たちの仕事が酪農家の
みなさんとどのように関わり、
酪農経営をどのように支えているのかを
紹介しています。
私たちの仕事を知ることで、
みなさん自身が酪農業とどう関わり、
どんな役割を担いたいのか、ご自身の未来と向き合うきっかけにしてください。

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  • 全国の酪農家から、生まれた子牛(育成牛)を預かり、北海道の預託農家で妊娠・出産できる年齢になるまで哺育・育成することを預託事業といいます。この預託事業の活用によって、酪農家は哺育・育成にかかる労力負担を軽減し、設備投資を削減しながら、預託農家で強い足腰と腹づくりをされた自家産の後継牛を確保することが可能になります。
  • 搾乳用素牛とは、妊娠前の育成牛や妊娠した初妊牛、既に出産した経産牛も含め、乳を搾るための牛を総称して搾乳用素牛と呼んでいます。全酪連では主にこの搾乳用素牛を必要としている都府県の酪農家に斡旋するため、必要な情報の提供、導入時の乳牛の選定・価格決定、輸送・保険等の手続きを行い販売しています。
  • 初生牛(肉用になる生まれたばかりの子牛)を肉用牛農家などに販売することも、酪農家の収入の一部となります。全酪連では、こうした肥育用素牛の集荷、供給のための体制を整備し、安定的に出荷できる販売先を確保することで、酪農家収入の安定と会員組合の経営基盤を支えています。
  • 全酪連では、会員組合等の系統内で生産された安全・安心な牛肉の一般消費者への販売に、関連会社等と連携して取り組んでいます。商品形態としては、加工業者等に販売する枝肉、部分肉(ボックスビーフ)等の原料肉、直接消費者にお届けするスライスパック等のテーブルミートや加工品があります。
  • 生乳販連とは、地域ごとに組織されたエリア内の生乳を受託販売する農協団体で、農林水産大臣より指定を受けた指定生乳生産者団体です。全国に10あり、乳業メーカーの需要に応じて年間の販売計画を策定し、日々の需給バランスに対応した調整を行いながら、酪農家の代わりに生乳を販売します。
  • DMS(酪農家経営管理支援システム)とは、酪農家自身が経理処理を行いながら、日々の経営管理を徹底するためのシステムです。牧場ごとの過去の傾向を分析し、現状の経営診断から10年後までのシミューレーションを実施することができます。全酪連では、このDMSを活用し、経営管理と飼養管理とを一体化したサポートを行っています。