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畜産情報

北海道乳牛産地情報

(令和7年1月1日現在)

 

畜 種 相 場
(万円)
価格状況 管 内 状 況
札幌
管内
育成牛
(10-12月令)
28~38 やや強含み 札幌管内の12月中旬までの生乳生産量前年比は、函館管内月計で104.8%、累計で100.0%、苫小牧管内月計で101.7%、累計で98.6%の実績となっております。

1月の初妊牛動向といたしまして、貴重な春分娩となる3月~4月中旬までの分娩が中心の取引となることから、庭先購買価格は強含みで推移すると見込まれます。腹別の資源状況としましては、雌雄選別腹、F1腹ともに出回りはあり、両者の価格差は縮まっています。当管内は高能力牛の出回りが多い地域になります。高能力・高成績の牛を紹介してまいりますのでご興味のある牛がございましたら、お問い合わせのほどよろしくお願いいたします。

初妊牛 55~65 強含み
経産牛 40~50 横這い
釧路
管内
育成牛
(10-12月令)
27~37 やや強含み 根釧管内の12月中旬までの生乳生産量前年比は、釧路管内月計で103.3%、累計で101.2%、中標津管内月計で101.2%、累計で101.5%の実績となっております。

1月の初妊牛動向といたしまして、3月~4月中旬の分娩中心となります。春分娩の需要が見込まれることから、相場は強含みに推移すると予想されます。すでに、春産み相場が値上がりすることを見越した動きもあり、前年より2ヶ月ほど前倒しで相場が上昇傾向にあります。腹別では雌雄選別腹とF1腹の価格差が縮まり、和牛受精卵移植腹と併せて堅調に推移するものと思われます。育成牛につきまして3~6月産まれの牛も引き合いが強くなっており、やや強含みで推移するものと見込まれます。

初妊牛 55~65 強含み
経産牛 40~50 横這い
帯広
管内
育成牛
(10-12月令)
28~38 やや強含み 帯広管内の12月中旬までの生乳生産量前年比は、帯広管内月計で103.3%、累計で101.2%の実績となっております。

1月の初妊牛動向といたしまして、3月~4月中旬の分娩中心となりますが、道内外の需要増加に重ねて、貴重な春分娩が主流の出回りとなることからも、相場は上げ基調になると見込まれます。出回り資源については、雌雄選別腹、F1腹ともに確保できる状況となりますが、資源の流れは速いかと思われます。育成牛については、道内で春産まれの育成牛の需要が高まっており、中クラス以上の牛に関しては既に30万円を超える取引も出始めておりますので堅調に推移するものと考えられます。経産牛については、以前からの即戦力としての引き合いは継続して見込まれることから横這いで推移すると予想されます。

初妊牛 55~65 強含み
経産牛 40~50 横這い
道北
管内
育成牛
(10-12月令)
28~38 やや強含み 道北管内の12月中旬までの生乳生産量前年比は、稚内管内月計で98.4%、累計で98.3%、北見管内月計で102.7%、累計で102.0%の実績となっております。

1月の初妊牛動向といたしまして、3月下旬~4月中旬分娩が中心となります。春分娩中心に出回る事から、都府県からの引き合いが強くなるものと思われ、値動きは強含みに推移すると見込まれます。腹別の資源状況については、今年の夏場の気候がそこまで暑くならなかったこともあり、雌雄選別腹、F1腹ともに販売向けの資源は確保できる状況にあります。経産牛については、道内酪農家が即戦力を求める動きがあり、分娩の近い経産牛の価格は強含みで推移するものと見込まれます。

初妊牛 53~63 強含み
経産牛 35~45 強含み
道内
総括
育成牛
(10-12月令)
28~38 やや強含み 新年あけましておめでとうございます。本年も都府県への搾乳用素牛供給につきまして、札幌支所職員一丸となり取り組んでまいりますのでどうぞ、よろしくお願いいたします。

道内の12月中旬までの生乳生産量前年比は102.1%、累計で100.8%の実績となっております。

1月の初妊牛動向といたしまして、需要の高い3月下旬~4月中旬分娩である春分娩が中心となり強含みで見込んでおります。出回り資源については、雌雄選別腹、F1腹ともに確保が出来る状況となっておりますが、荷動きは早くなってきております。また、12月から雌雄選別腹の需要が高まってきており、F1腹との価格差もなくなってきております。今後とも相場動向に注視しながら、庭先選畜購買による優良な搾乳素牛を供給して参りますので、購買計画がございましたらお早目に弊会担当者までご連絡いただきますよう、よろしくお願いいたします。

初妊牛 55~65 強含み
経産牛 40~50 横這い

*上記相場は、血統登録牛(中クラス)の庭先選畜購買による予想相場です。 庭先選畜購買のため、市場購買とは異なります。

毎度、乳牛購買事業に大変ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
乳牛の導入計画がありましたら、最寄りの支所へご一報下さい。
担当者がお伺いし、最近の状況をご説明し、納得いただけるよう購買のお手伝いを致します。
また、購買後の輸送・事故処理は責任を持って最寄りの支所と札幌支所がお世話申し上げます。

全国酪農業協同組合連合会(全酪連)
札幌支所   TEL 011-241-0765
釧路事務所 TEL (0154)52-1232
帯広事務所 TEL (0155)37-6051
道北事務所 TEL (01654)2-2368