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畜産情報

北海道乳牛産地情報

(令和7年3月1日現在)

 

畜 種 相 場
(万円)
価格状況 管 内 状 況
札幌
管内
育成牛
(10-12月令)
28~38 横這い 札幌管内の2月中旬までの生乳生産量前年比は、函館管内月計で101.7%、累計で100.5%、苫小牧管内月計で100.4%、累計で99.1%の実績となっております。

3月の初妊牛動向といたしまして、5月~6月中旬の分娩中心となります。引き続き道内外での需要が見込まれることから、先月同様にやや強含みで推移すると予想されます。腹別の資源状況については、雌雄選別腹、F1腹共に確保できる状況になります。特に初妊牛においては、道内外の引き合い需要も高まっている状況ではありますが、高能力・高血統牛を有する酪農家が多い地域でもあり、定期的に庭先購買を行っているため、良質な搾乳用素牛をご案内できますのでよろしくお願いいたします。

初妊牛 60~70 やや強含み
経産牛 40~50 横這い
釧路
管内
育成牛
(10-12月令)
30~40 横這い 根釧管内の2月中旬までの生乳生産量前年比は、釧路管内月計で104.7%、累計で101.8%、中標津管内月計で101.7%、累計で101.6%の実績となっております。

3月の初妊牛動向といたしまして、5月~6月中旬の分娩中心となります。2月の管内乳牛市場では需要の高い、春分娩腹の上場が中心となり、高値の相場となりました。それらをうけ、3月の庭先購買は2月と同様にやや強含みになると予想されます。腹別の資源状況については、雌雄選別腹の出回り頭数が多い影響か、雌雄選別腹が軟調、F1腹は堅調に推移している状況です。育成牛は、来年の春分娩対象にすることが可能な牛が中心となることから需要が多く、引き続き堅調に推移すると見込まれます。

初妊牛 60~70  やや強含み 
経産牛 40~50 横這い
帯広
管内
育成牛
(10-12月令)
32~42 やや強含み 帯広管内の2月中旬までの生乳生産量前年比は、帯広管内月計で104.4%、累計で101.8%の実績となっております。

3月の初妊牛動向といたしまして、5月~6月中旬の分娩中心となります。特に道内の導入需要が見込まれ、3月の庭先相場についてはやや強含みで推移されると思われます。腹別の資源状況につきましては、F1腹の出回り頭数は多い中でも、需要があることから引き合いが強く、堅調に推移している状況です。雌雄選別腹については引き合いが落ち着いている状況にあります。経産牛については、即戦力となる牛の需要が非常に強く、産乳成績が記録されている牛については、初妊牛と同等程度の価格帯で取引されます。育成牛については、特に春生まれの牛の引き合い強く、相場は堅調に推移しております。

初妊牛 60~70 やや強含み
経産牛 45~55 強含み
道北
管内
育成牛
(10-12月令)
30~40 やや強含み 道北管内の2月中旬までの生乳生産量前年比は、稚内管内月計で98.9%、累計で98.4%、北見管内月計で104.2%、累計で102.4%の実績となっております。

3月の初妊牛動向といたしまして、5月中旬~6月の分娩が中心となります。春分娩需要により相場が上がり、管内での購買意欲も維持されているため、3月の相場もやや強含みのまま動くと思われます。育成牛は来春分娩が対象になる牛が多いことから相場はやや強含みで推移すると思われます。経産牛はホクレン乳価の発表もあり、需要は引き続き維持されると考えらえるためやや強含みで動くと見込まれます。

初妊牛 58~68 やや強含み
経産牛 38~48 やや強含み
道内
総括
育成牛
(10-12月令)
32~42 やや強含み 道内の2月中旬までの生乳生産量前年比は103.0%、累計で101.2%の実績となっております。

3月の初妊牛動向といたしまして、春分娩の相場が上がった事から、やや強含みで推移する見込みとなります。育成牛、経産牛も同様に相場が上がる事が見込まれます。資源状況につきまして、地域により傾向が異なっておりますが、F1腹の需要については道内共通で上がっております。雌雄選別腹につきましても人気の高い春分娩となっておりますので、ご希望の方は特に余裕を持ったご注文を頂きますようよろしくお願いいたします。今後、年度内の駆け込み需要もあれば更に相場が変化する事も考えられますので、資源状況、相場動向に注視しながら優良搾乳用素牛を供給して参りたいと思います。ご注文の程よろしくお願いいたします。

初妊牛 60~70 やや強含み
経産牛 43~53 やや強含み

*上記相場は、血統登録牛(中クラス)の庭先選畜購買による予想相場です。 庭先選畜購買のため、市場購買とは異なります。

毎度、乳牛購買事業に大変ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
乳牛の導入計画がありましたら、最寄りの支所へご一報下さい。
担当者がお伺いし、最近の状況をご説明し、納得いただけるよう購買のお手伝いを致します。
また、購買後の輸送・事故処理は責任を持って最寄りの支所と札幌支所がお世話申し上げます。

全国酪農業協同組合連合会(全酪連)
札幌支所   TEL 011-241-0765
釧路事務所 TEL (0154)52-1232
帯広事務所 TEL (0155)37-6051
道北事務所 TEL (01654)2-2368