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畜産情報

北海道乳牛産地情報

(令和6年7月1日現在)

 

畜 種 相 場
(万円)
価格状況 管 内 状 況
札幌
管内
育成牛
(10-12月令)
25~35 弱含み 札幌管内の6月中旬までの生乳生産量前年比は、函館管内月計で95.9%、累計で98.0%、苫小牧管内月計で96.8%、累計で97.7%の実績となっております。

7月の初妊牛動向といたしまして、9月下旬~10月中旬分娩が中心となります。秋口の分娩腹の出回りが増えますが、夏場の輸送リスクを考慮した買い控え、道内外の購買意欲の減少から引き続き軟調に推移すると見込まれます。経産牛や育成牛に関しても、同様な価格推移になると見込まれます。出回り頭数は少ない地域ではありますが、優良牛や高能力牛を取り揃えておりますので、ご希望がございましたらお問合せください。

初妊牛 40~50 弱含み
経産牛 30~40 弱含み
釧路
管内
育成牛
(10-12月令)
30~35 横這い 根釧管内の6月中旬までの生乳生産量前年比は、釧路管内月計で98.4%、累計で100.8%、中標津管内月計で98.6%、累計で100.9%の実績となっております。

7月の初妊牛動向といたしまして、9月下旬~10月中旬の分娩中心となります。初妊牛に関しては、都府県での導入意欲の減少により、先月に引き続き軟調傾向と見込まれます。軟調な相場が続いていることから、道内酪農家は生体販売を抑えて自家保留する傾向が出始めており、出回り頭数が減少する可能性があります。腹別では、雌雄選別腹・F1腹ともに弱含みとなっております。

初妊牛 40~50 弱含み
経産牛 30~40 弱含み
帯広
管内
育成牛
(10-12月令)
32~42 やや弱含み 帯広管内の6月中旬までの生乳生産量前年比は、帯広管内月計で99.1%、累計で100.1%の実績となっております。

7月の初妊牛動向といたしまして、9月下旬~10月中旬分娩が中心となります。初妊牛については、昨年の猛暑の影響により、夏分娩が多く偏った状況が継続しており、導入意欲・引き合いは弱く、価格は弱含みに推移すると見込まれる一方で、資源の出回りは豊富にあり、雌雄選別腹・F1腹ともに価格差が縮まり確保しやすい状況となります。経産牛については、夏場の暑い時期の移動リスクを考慮し、引き合いは弱く、価格は軟調に推移すると予想されます。育成牛に関しては、将来的な資源確保の動きから、引き合いはあると見込まれますが、まだ相場はやや弱含みで推移するものと予想されます。

初妊牛 40~50 弱含み
経産牛 30~40 弱含み
道北
管内
育成牛
(10-12月令)
30~40 弱含み 道北管内の6月中旬までの生乳生産量前年比は、稚内管内月計で98.5%、累計で98.4%、北見管内月計で99.9%、累計で101.7%の実績となっております。

7月の初妊牛動向といたしまして、9月下旬~10月中旬分娩が中心となります。秋口に向けた分娩中心となりますが、夏場の輸送リスクもあることから、まだ引き合いは弱く、今夏が猛暑である場合はさらに引き合いは低迷する可能性があります。腹別の資源については、雌雄選別腹・F1腹ともに確保できる状況です。経産牛に関しては、道内生乳生産の意欲が強くなり、即戦力を求める動きが出始めており、需要が高まっていますが、夏分娩の経産牛はまだ動きが鈍く弱含みに推移すると見込まれます。育成牛に関しても、弱含みに推移すると見込まれます。

初妊牛 40~50 弱含み
経産牛 30~40 弱含み
道内
総括
育成牛
(10-12月令)
30~35 弱含み 道内の6月中旬までの生乳生産量前年比は98.6%、累計で100.1%の実績となっております。道内では1番牧草の収穫が順調に進み収量・品質とも期待できる状況となっています。

7月の初妊牛動向といたしまして、前月の8月分娩腹中心の相場が急落したことにより9月~10月中旬腹についても軟調に推移するものと思われます。全国的に昨年の夏時期の授精遅れの影響により、分娩が一時期に集中したことから、導入意欲は低いものと考えられます。しかしながら、生乳生産の意欲は高まっており、秋分娩以降の相場の見通しは不透明ではあるものの、相場が反転する可能性は十分に予想されますので、早めの導入をおすすめいたします。弊会としては引き続き、庭先選畜購買を中心にご希望にあった搾乳用素牛を供給して参りますのでご注文よろしくお願いいたします。

初妊牛 40~50 弱含み
経産牛 30~40 弱含み

*上記相場は、血統登録牛(中クラス)の庭先選畜購買による予想相場です。 庭先選畜購買のため、市場購買とは異なります。

毎度、乳牛購買事業に大変ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
乳牛の導入計画がありましたら、最寄りの支所へご一報下さい。
担当者がお伺いし、最近の状況をご説明し、納得いただけるよう購買のお手伝いを致します。
また、購買後の輸送・事故処理は責任を持って最寄りの支所と札幌支所がお世話申し上げます。

全国酪農業協同組合連合会(全酪連)
札幌支所   TEL 011-241-0765
釧路事務所 TEL (0154)52-1232
帯広事務所 TEL (0155)37-6051
道北事務所 TEL (01654)2-2368