北海道乳牛産地情報
(令和7年4月1日現在)
畜 種 | 相 場 (万円) |
価格状況 | 管 内 状 況 | |
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札幌 管内 |
育成牛 (10-12月令) |
28~38 | 横這い | 札幌管内の3月中旬までの生乳生産量前年比は、函館管内月計で103.7%、累計で100.7%、苫小牧管内月計で100.1%、累計で99.2%の実績となっております。
4月の初妊牛動向といたしまして、6月中旬~7月分娩中心となります。夏分娩が出回り始め、出回り資源の増加と都府県からの需要減少により、やや弱含みで推移されると見込まれます。腹別の価格についてはF1腹、雌雄選別腹に価格差はほぼ無い状況となってきております。育成牛については、春分娩が期待できる月回りの牛については資源が少なく、引き合いや確保の動きがあることから、引き続き高値で推移すると見込まれます。当管内での庭先購買につきましては、高能力牛が多い地域でもあることから、優良血統や高能力牛のご案内が可能です。 |
初妊牛 | 58~68 | やや弱含み | ||
経産牛 | 40~50 | 横這い | ||
釧路 管内 |
育成牛 (10-12月令) |
30~40 | 横這い | 根釧管内の3月中旬までの生乳生産量前年比は、釧路管内月計で103.6%、累計で101.9%、中標津管内月計で100.9%、累計で101.5%の実績となっております。
4月の初妊牛動向といたしまして、6月~7月中旬の分娩中心となります。夏分娩が出回り始め、資源数の増加と都府県の需要の落ち着きにより、価格は軟調に推移すると見込まれます。腹別における価格推移としては、F1腹は堅調に推移し、雌雄選別腹と和牛受精卵移植腹はやや軟調に推移するものと見込まれます。経産牛動向は4月に離農セールが開催されることから、出回り頭数が多くなることから、価格帯についてはやや弱含みで推移するものと見込まれます。 |
初妊牛 | 58~68 | やや弱含み | ||
経産牛 | 38~48 | やや弱含み | ||
帯広 管内 |
育成牛 (10-12月令) |
32~42 | 横這い | 帯広管内の3月中旬までの生乳生産量前年比は、帯広管内月計で103.8%、累計で101.9%の実績となっております。
4月の初妊牛動向といたしまして、6月中旬~7月分娩が中心となります。夏分娩が取引の中心となり始めることから、都府県の需要が落ち着く時期となりますが、当管内においては、道内の導入が見込まれることから、横ばいからやや弱含みに推移すると見込まれます。腹別の資源状況について、全体の出回り頭数は増加し、F1腹と雌雄選別腹ともに確保できる状況となると見込まれます。和牛受精卵移植腹についての出回りもありますが、価格については、受精卵の血統により価格差が開く傾向があります。即戦力となる経産牛につきましては、道内を中心に引き続き需要があります。育成牛については春分娩が期待できる生まれつきの牛については、引き続き高値で推移すると見込まれます。 |
初妊牛 | 58~68 | やや弱含み | ||
経産牛 | 45~55 | 横這い | ||
道北 管内 |
育成牛 (10-12月令) |
30~40 | 横這い | 道北管内の3月中旬までの生乳生産量前年比は、稚内管内月計で99.0%、累計で98.5%、北見管内月計で103.1%、累計で102.5%の実績となっております。
4月の初妊牛動向といたしまして、6月中旬~7月の分娩が中心となります。春分娩牛も上場少なくなり夏分娩に切り替わっていくため、相場はやや弱含みに推移すると見込まれます。育成牛は来春分娩が対象になる牛が多いことから、保留される牛も多く、相場は横這いで推移するものと見込まれます。経産牛については前回のホクレン乳価の発表後、需要は引き続き維持されると考えらえるため横這いで動くと見込まれます。 |
初妊牛 | 55~65 | やや弱含み | ||
経産牛 | 38~48 | 横這い | ||
道内 総括 |
育成牛 (10-12月令) |
32~42 | 横這い | 道内の3月中旬までの生乳生産量前年比は102.3%、累計で101.3%の実績となっております。
4月の初妊牛動向といたしまして、各地域夏分娩も出回り始めることから、資源の増加に加え、都府県の需要が落ち着きを見せてくる事が予想されており、やや弱含みに推移するものと見込まれます。資源について、道内地域差はありますが、F1腹、雌雄選別腹の確保がしやすい時期になってきております。来春分娩が期待される育成牛については堅調に推移する事が見込まれております。今後とも相場動向を注視しながら庭先選畜購買を中心にご希望にあった搾乳用素牛を供給して参りますので、導入計画がございましたらお早目に弊会担当者へご連絡いただきますよう、よろしくお願いいたします。 |
初妊牛 | 58~68 | やや弱含み | ||
経産牛 | 40~50 | やや弱含み |
*上記相場は、血統登録牛(中クラス)の庭先選畜購買による予想相場です。 庭先選畜購買のため、市場購買とは異なります。
毎度、乳牛購買事業に大変ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
乳牛の導入計画がありましたら、最寄りの支所へご一報下さい。
担当者がお伺いし、最近の状況をご説明し、納得いただけるよう購買のお手伝いを致します。
また、購買後の輸送・事故処理は責任を持って最寄りの支所と札幌支所がお世話申し上げます。
全国酪農業協同組合連合会(全酪連)
札幌支所 TEL 011-241-0765
釧路事務所 TEL (0154)52-1232
帯広事務所 TEL (0155)37-6051
道北事務所 TEL (01654)2-2368